資格を取得しよう


 ホームヘルパーは女性が結婚や出産をした後でも働ける職種で、介護業界の中でもとくに女性が多い職場です。
身体的なサポートだけでなく、食事などのサポートも仕事の一環です。
よって女性が育児をする中での食事作りと共通する部分もあり、このような点からも女性に適した職場だと言えます。

 育児をしながらこの仕事を両立させるには周りの理解も必要になります。
子供がいつ熱を出すか分からない状態で、サポートなしには仕事はできません。
家族との協力はもちろん、上司や責任者など調整役の方たちとも日ごろからコミュニケーションをとる必要があります。

 ホームヘルパーに関する資格には種類があり、その中でも初級的なレベルの資格が介護職員初任者研修と呼ばれるものです。
介護系の資格の中でも比較的取得しやすく、家庭や仕事と両立しながらの勉強も可能です。
ホームヘルパーの仕事をする上では確実に取っておいたほうがいい資格でしょう。

 この資格を取得するには、入浴やトイレなど様々な介助方法を学ばなければいけません。
通信講座でこの資格を取得できるカリキュラムを設けている学校もありますが、すべてを通信講座で終わらせることはできません。
講義を聴いて知識を習得する部分に関しては通信でできますが、介助の技術を学ぶ部分に関しては通学が必要になります。
これらの講義や実技を終えた段階で試験が行われ、それをパスすれば修了となります。